2012年2月20日月曜日

潜水艦食品はどのように良いですか?

軍事板初心者質問スレまとめ(FAQ) - 軍需産業


以前、高速コンテナ船にスキージャンプ台を取り付けて簡易軽空母に改造するキットを売り出したという妙な企業の記事を読んだことがあるのですが、こんな話は本当にあったことなのでしょうか?

ハリアーがいろいろ使えるんじゃないかと思われた頃は、そういう話がいっぱいあったぞ!
(スカイフックとかな)
まぁ、大抵は
「簡易モノよりモノホンが欲しい」
「モノホン買えないとこは大抵貧乏で簡易モノすら買えない」
「そもそもハリアーを買えないorz」
ってなもんで、売れなかったわけだ!


コルト社が銃器の製造中止していると言うのはホント?

アメリカでは銃の排斥運動だけでなく、支払能力のない犯罪者に代わって銃犯罪の責任をメーカーに押し付ける訴訟が増えています。
中には96億円支払いの判決が出た前例もあり訴訟逃れのために民間向けの製造を中止しました。
その分の穴埋めにコレクター向け製品を作っています

(くだらない質問はここに書け!:38)


日本で周波数拡散レーダーを使った兵器の開発やXAAM-5の開発に携わるいわゆる軍事産業に就くためには学歴があればなんとかなるもんなのでしょうか?

わが国には防衛事業のみで成り立っている大企業はほとんどありません。
ですから防衛事業部門を抱えている企業に入社したとしても、あなたが誘導弾の開発に携われる保証はどこにもありません。

上をふまえたうえで、あくまで一般論として申し上げますが、指導教官(研究室)選びに気をつけて下さい。
すでにどこかの研究室に所属しておられるのなら、周知のこととは存じますが、防衛関連とつながりのある研究室を選んで下さい。
あるいはそういった教官とお付き合いをしましょう。結局仕事がまわってきますよ。

(くだらない質問はここに書け!:534)


護衛艦や潜水艦、戦闘機を作ってるメーカーって割と有名だけど、魚雷や機雷、ミサイルってどんなメーカーで作ってるの?

ミサイルなら三菱、東芝、エンジン部分は日参・石針かな?

石川製作所が地雷、機雷を作っています。


戦闘機の契約の記事でよく見かけるオフセット○○パーセントとはなんの事ですか?

オフセット生産と言うのは、購入額の何%分の部品を購入国側に生産させる事で購入国の仕事量を確保する生産方式。
オフセット生産率はその比率。

オフセットとはどういう意味ですか?

オフセットoffsetとは「相殺する」という意味です。
つまり、兵器の輸入契約を結んだ代償として何がしかの埋め合わせをするわけです。

契約の内容はさまざまですが、購入した国からのパーツ購入や購入国への技術移転、
さらには購入国への投資など、場合によっては兵器の購入金額を大幅に上回る
見返りを購入国に与えることもあります。

(125:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)

デザイナーは兵器開発する人の中にも居るんでしょうか?

デザイナーという言葉で指す範囲がよくわかりませんが、いわゆる工業デザイナーと
いわれる人はかかわっているはずです。

信じ難いですがコルトとS&Wの銃器デザイナーはペプシに勤めてたそうです。マネをしてFNはコカコーラのデザイナーをヘッドハントしたそうです。


軍事産業が世界の産業全体の牽引役になっているということは間違いでしょうか?

史上、「軍事産業が世界の産業全体の牽引役になっている」という事実はありません
軍事産業最大手の企業のひとつであるボーイングの年間総売り上げは、トヨタカローラの 売り上げにやや負けています
軍事産業は単価が高いものが多いので派手に見えるだけで、産業界では中小企業集団といっていい存在です

軍事産業ではなく、軍産複合体が牽引役と言えるのではないでしょうか。
軍は巨大な消費者の塊みたいなものですから。

規模はともかく、技術の先導という意味で、軍事産業が牽引役になったシーンはあると思います。
しかし、冷戦後は予算制約がキツくなり、また民需による技術開発も進んだため、
いまや民間の技術進歩を当てにした兵器を設計するのが普通になりつつあります。

とはいえ、ナノテクや情報自動解析技術、航空宇宙技術などの分野では軍事予算によって先端技術が開発される場面も多々あります。
軍事産業がなければ、現在の技術水準もなかったでしょうし、これからも無視できない影響があるでしょう。


ソ連崩壊後、ミグ、ヤコブレフ、スホーイなどの航空機開発機関はどうなったんですか?政府から離れて、民営化されているのですか?

民営化されています。ロシア政府は国際競争力強化のため、多数ある
航空宇宙開発機関、兵器開発会社の合併統合を図っており、一部は
進みつつあります。航空機は、ミグ、スホーイに二分されそうな雰囲気ですが、先の事はわかんないです(^^;


以前に防衛庁出入りの武器商人から聞いたのですが、チョバムアーマーというのは登録商標だって本当ですか?

イギリスのメーカーが今も商標権を保持しているはず


警察のニューナンブって日本の会社が作ってるんですか?


オフセット契約ってなんですか?

「これこれ額の製品を購入するから、その額のXX%の部品を生産させてくれ」っていう契約。
製品の方は、他国でも売れてたりするから100%のオフセットなんて事も有る。


ショートサンダーランドという航空機、または航空機メーカーについて詳しく教えて!

ショートブラザース社は、英国北アイルランドのBelfastにある飛行機製作会社です。
その歴史は古く、航空黎明期から存在しています。
製作していたのは主に水上機、大型機です。

第一次大戦時にショート184水上雷撃機で世界初の軍艦撃沈を行いました。
また、第二次大戦では、ショートサンダーランドの他、その主翼構造を流用した
英国最初の純粋4発単葉爆撃機ショートスターリングを製作しています。

戦後は、大型爆撃機ショートスペランを試作し、英国最大の大型輸送機、
ショートベルファストを製作しましたが、いずれも時代にそぐわず、小型輸送機部門に転換しました。

その第一弾が、フランスの輸送機を手本にした、ショートスカイバンです。
これは見事に起死回生の一打となり、その発展型、ショート330は米空軍にC-23として採用されました。
しかし、発展型ショート360は成功せず、1996年にカナダのボンバルディエ・グループの傘下に加わって、航空機製造の幕を下ろしました。

ショートサンダーランドは、1936年に製作された、
BOAC向け民間用旅客飛行艇のエンパイアから発展したもので、1937年に製作されました。

英国空軍初の全金属製単葉哨戒救難飛行艇です。
前方、後上方、後方に銃座を設け、特に後方には4連装の7.7ミリ動力銃座を設置しています。
このため、しばしばドイツ戦闘機を返り討ちにしたことから、「ハリネズミ」と恐れられました。
発展型のシーフォードも加えて各型合計769機が製作され、戦後も長らく使われています。
特にニュージーランドでは、1960年まで現役として活躍しました。

(17:眠い人 ◆ikaJHtf2)


ライセンス生産ってなんですか?

開発メ-カー以外の会社が開発元に一定の権利料を払って生産する事です。
零戦を三菱以外に中島も生産していましたが、中島は一機ついて幾らかのライセンス代を三菱に払っていました。


悲しいかな男性のためのブログブログのアーカイブの選択はフェミニストやプロの操作を行います

国、相手の商売(軍需)は儲かるんですか?

一般的にいって「儲かる」といってよいです。
予算の無駄うんぬんの話ではなく、
国相手の商売ってのは確実にカネが支払われるので経営上めっちゃ楽になるのです。
どんな形であれ商売やった経験のあるヒトなら、
仕入れ数と売れる数が確実に分かるということのメリットはお分かりいただけるはず。
日本の場合、それに加えて軍需産業の自前育成という大義がありますんで
ますます安定的に商売ができるという利点があります。


震電を作った九州とか、ゼロ戦作ってた中島とか、本当に無くなってしまったのですか?

《川西航空機》
代表作 九七式大艇、二式大艇、強風、紫電改
戦後→新明和工業

《愛知航空機》
代表作 九九艦爆、彗星、流星改
戦後→愛知機械(日産のエンジン製造)

《中島飛行機》
代表作 隼、疾風、九七艦攻、天山、彩雲、銀河
戦後→スバル

《三菱》
代表作 零戦 雷電 九六式陸攻、1式陸攻、九七式重爆、四式重爆 百式司偵
戦後→三菱

《川崎航空機》
代表作 九五式戦闘機 飛燕 五式戦 屠竜
戦後→川崎重工業

《石川島航空工業》
代表作 ジェットエンジンなどを製作
戦後→石川島播磨重工

《九州飛行機》
代表作 零式水偵、震電
現→渡部自動車工業(車体や自動車部品の製造メーカー)

メジャーなところではざっとこんなところでしょうか。
航空機の油圧脚を制作していた萱場製作所は、
現カヤバ工業となってバイクや車のサスペションを製作する一流メーカーとなっています。

日本の兵器産業に従事していた企業の大多数は、戦後になっても自動車、航空機、造船、電気機器、家具などのメーカーとして生き残り、
復興を果たして高度成長の立役者として活躍しました。
今もシリーズが続いている名車の数々は、かつては航空機の設計者達が行っているのは有名です。

補足だけど、中島飛行機の三鷹製作所は富士精密となって、立川飛行機
と合併してたま電気自動車を作り、朝鮮戦争における鉛の高騰でガソリン
車に転じて、プリンス自動車となっています。
今の日産の一部ですな。

(21:眠い人 ◆ikaJHtf2)


マクドネルダグラスとグラマンはどこに編入されたんですか?

マクダネル・ダグラス<ボーイング
グラマン<ノースロップ・グラマン


トンプソンの製造メーカーって何処なんでしょう。

WW1の退役将軍の興した
オート・オーディナンスという会社だそうな
名前は担当重役の名前から

現在も好評発売中とか(ホントかよ)


陸自のMLRSって何処がライセンス生産を担当してるんですか?

日産の旧宇宙開発部門(今のIHIエアロスペース)


ヘリコプター作ってるシコルスキーって、ロシアの名前だと思うんだけどなんでアメリカで西側諸国むけにヘリ作ってるの?

創設者の本名、イゴール・シコルスキー(1889~1972年)
キエフ生まれだが、1917年の革命後はアメリカに亡命。
その後アメリカで実用ヘリVS-300を開発、飛行させた。


航空機のエンジンについて質問なんですが国産のエンジンはあるのですか?

ピストンエンジンの頃は、中島飛行機、三菱重工、川崎航空機、愛知航空機など大小
取り混ぜて製作していましたが…。

戦後日本の最初のエンジンは、航空再開後の1953年に、川崎航空機がKAE-240
レシプロエンジンを試作しています。
(これはライカミングエンジンに性能が劣るので試作のみでした)
その後、ピストンエンジンはヴァンケルのロータリーエンジンとか、小松ゼノアのG72C
エンジンとか有りましたが、これらは物になっていません。
最近ではトヨタ自動車が開発に乗り出したのかな?

ジェットエンジンは、石川島重工、富士重工、富士精密、新三菱重工が出資して
出来た日本ジェット・エンジン株式会社による、1954年の試作機JO-1が最初です。

この後、1956年にJO-1を基にJ3を製作し、国産のT1F1(T-1B)練習機に採用されています。

その後は少し飛んで、石川島が1964年にVTOL用のJR100/200が製作されました。

また、初のターボファンエンジンとして石川島FJR710エンジンが試作され、
これがRR社の目にとまり、この技術を基に、XJB/RJ500に発展します。
そして更に、国際共同開発のV2500に結びついていきます。

軍用の物は1978年に製作されたターボファンエンジン、石川島F3エンジンで、これはT-4に搭載されています。

(34:眠い人 ◆ikaJHtf2)


日本が兵器をライセンス生産するのは、技術力をつけるためなんですか。

技術力維持、他国への依存性の減少など理屈はあり、まあ、確かに
それは正しいのですが、必然性とかコストに見合うとか、現代の
世界情勢の中でとか考えていくと、本当に国産で作り続ける必要が
あるかどうかは疑問だと思います。既得権益・予算とか政治的圧力とか
軍事的必要以外の理由がたくさんあります。まあ、米でも同様に
軍事的必要性と関係なく開発されたり配備された兵器が多くありましたし、
クルセーダーの中止時、B-1の減数時、基地の統合化などのたびに
たっぷり圧力がかかってますが。結局、軍事は政治、経済の下流に位置する
わけで、軍事態勢は軍事の必要性で決まるばかりではない、それどころか、
といったところです。

異論も多々あるでしょうし、簡単に決定的な正解が返ってくる質問ではありません。


防衛産業に従事したいのですが、どんな仕事がありますか?

色々あります。

「特機事業部」と言った、怪しい言葉のある会社は、例えそれが平和産業
を装っていても武器を製造しています。
あと、特殊鋼を製造している会社は原発か戦車の装甲、潜水艦の船体に
使用する鋼を作っていることが多いです。

大抵の場合、文系は営業に回されるものと思います。
特機関係に配属になったら、冬の下北半島とか弾薬の転がった呉など
に漏れなく出張が出来ます。
たま~に、自衛官とかとお友達になれると、機関砲などを撃たして貰えるようです。

(34:眠い人 ◆ikaJHtf2)


メッサーシュミット・ブローム・ベルコウ社の社名の「ブロームベルコウ」ってなんなんですか?

メッサーシュミット・ベルコウ・ブロームじゃなかったかな。

メッサーシュミットはかの有名なメッサーシュミット社。
ベルコウというのも、ベルコウ社というHelicopterメーカー。
こっちはあんまり有名じゃないけど。
ブロームは、ブローム&フォス社の後身。

(36:眠い人 ◆ikaJHtf2)


「軍事研究」の裏表紙に、ミサイルの広告が載っていましたが、あれは誰向けの物なのでしょうか。

広告というものはいろんな意味合いがございまして、
観る人に自社の宣伝をするために、というときもあれば
広告媒体に合法的に資金を移譲するための隠れ蓑としての意味合いがあるときもございます。

で、この場合はどちらかといえば後者の側面が強いのですな。


ノックダウンってなんですか!?

原産国から部品すべてを輸入し、国内で組み立てのみを行う生産方式のことです
わが国でも韓国でも、「ノックダウン生産機」から国産機として勘定しております


今の日本で兵器の開発に直接携わっているエンジニアって何人くらいいるんですか?

「兵器専業」エンジニアなら実質ゼロです
「少しは兵器に関連した仕事をしている」エンジニアなら10万人単位です


外国の戦車をライセンス生産するとしたら、どこら辺まで面倒を見てもらえるものなのでしょうか?

普通の自動車と同じでは無かったかな、と思います。


ロードアイランドで何をすべきか

まず、図面渡して、見本となる完成車渡して、部品を輸入。
その部品の国産化比率を高めていって、最終的に100%国産化。
このパターンは発展途上国の場合ですけど。

(39:眠い人 ◆ikaJHtf2)

補足するなら、たいていは工場レベルでの技術指導が入ります。
とゆーより、対等な技術レベルでない限り、詳細な仕様書をもらっても
理解できない or 実行できません。パソコンのマニュアルが理解できるのは
マニュアルが必要ない人間だけ、みたいなもんです。

それですら、基礎工業力がないところでは技術指導を活かせず、
あるいはなあなあになってしまって、不良品が続出します。
昔は中国、今インドが有名ですね。誰もが一度はたどる途。


軽装甲機動車のエンジンと車体はどこが製作してるのですか?

車体は小松製作所製です。
エンジンは判明しませんでしたが、エンジンは市販品のチューンだという噂があります。
実際、あの装甲車は専用部品を4割に抑え、残りは市販部品の変更に対応でき、
細かい仕様変更が可能になっているそうです。
エンジンは将来の排ガス規制にも対応できるようになるとか。


自衛隊に兵器が納入される月日を、兵器作ってる会社に電話すれば教えてくれますか?

兵器輸送中は警官なり武装した自衛官なりが警護してるんですか?

んなもん、教える訳ない。
護衛は物による、としか言えないだろう。(警察の出番は無し)
どしても知りたきゃ、それなりの工場を張り込む。
自衛隊の車両は目立つし、すぐ判るよ。


電器メーカーの「松下」は軍需関連の仕事をしたことあるんですか?

軍需品の生産と木製飛行機生産もやらざるを得なかったようです。

(42:眠い人 ◆ikaJHtf2)


プロペラメーカーのラチエやエアロプロダクツ、ハミルトンスタンダード戦後のジェット時代にどうなっちゃったんでしょうか?

ハミルトンスタンダードは、今でもターボプロップ機のプロペラや、
軽飛行機のプロペラを製作してたはずです。
ラチェは忘れましたが、フランス機のプロペラを作っていたような。

(44:眠い人 ◆ikaJHtf2)


砲メーカーOTTメララ→OTTブレダになった経緯をどなたか簡単に教えていただけないでしょうか?

オットーメララは1994年にブレダ・メカニカと合併し、
アレニア傘下のオットーブレダとなりました。


武器会社から民間人や民間組織が軍用兵器を購入することは可能なのでしょうか?

可能と言えば可能です。
お金を出しさえすれば、兵器市場でいくらでも購入することが出来ます。
手段は一番多いのが密輸ですが、それなりに名の通った国で友好国なら、
友好国価格で供与されます。

通常兵器の輸入手続きを明確にしようと国連が頑張っていますが、まだそこ
まで行くに至っていません。

(51:眠い人 ◆gQikaJHtf2)


軍用機の歴史を調べると、多くのメーカーに競作させてうち一種を採用する事が多いですが、試作機の開発費用は軍が出しているのでしょうか?

メーカーの自腹です。おかげで冷戦期は星の数ほど合った米国の軍用機メーカーは
どんどん潰れてボーイングの天下になりました。

基本的には試作費も官が負担。
ただし官からの予算に加えて、自腹を切って研究開発するのも普通。
試作競争に入る前の自社研究で勝負が決まる面もあるし。

開発形態に依ります。

昔は軍が仕様を出し、その仕様に従って、各社が設計案を提示、それで審査を
行い、2~3社を選定して軍が試作機を発注します。
この場合は予算は軍から出ます。

一方、軍の仕様に囚われず、自社開発のものを軍に持ち込む場合もあります。
ニッチな機体ならこういうケースもあります。

最近では、軍は開発経費を出しますが、試作機数機を何時までに飛ばすのに
必要な経費を予め算出し、その経費分だけ開発予算を軍が出します。
それを超過したら、自社の持ち出しになると言うケースが主流です。

(52:眠い人 ◆gQikaJHtf2)


豊和工業のHPには銃の話が載っていませんが、 自衛隊の銃を作っている豊和は別のとこなんでしょうか?

別の会社ではありませんよ、そこの会社で正解です、
小銃を購入する所は限られていますので。


ヘンシェル社やMANってもともとは何の会社なのですか?

ヘンシェル社は鉄道車両の製造会社です。
M.A.Nはボイラーメーカーだったかと記憶しています。

{(54:眠い人 ◆gQikaJHtf2)


アメリカのレイセオンとはどのようなメーカーなんですか?

いわゆる軍需産業関係の企業です。
軍用機や艦艇の電子機器やミサイルを専門としています。


(56:FFH 331 ◆3.CSSBl9VA)


小銃や武器の製造や設計の勉強したい人は大学の何学科で学ぶのがいいの?もしくはそういう会社に就職したい場合でもいいです。

例えば豊和工業は89式や64式を作っているところなんですが、そこの募集要項を調べる。
あとはリクナビなどでOBの出身大学に学科、研究室を調べてそこの教授の年齢と専門を調べるとよいでしょう。
ただし、理系の研究室は師匠と弟子の世界であり、教授が大学を移ったり留学しちゃったり、
お亡くなりになったり、転職したりするとそこでその研究室の伝統は途絶える可能性もかなりある。

防衛大で技官になるという手もアリ。ただ防大はハードルが高いぞ、頑張ってくれ。

金属材料系で何処の企業へ行っても通用する大学となると東大、京大、東北大ならば何処へ行っても伝統的に通用する。
それ以外となると、企業と大学の研究室(指導教官の専門分野)の結びつきということになる。


軍産複合体は儲かってないって話ホント?

ヒント:軍縮

よくいわれる邪悪な死の商人ってイメージで陰謀やりまくりな感じに儲かるってのは嘘。
しかし需要はあるので普通の産業の一つとしてなら企業ごとに儲かったり儲からなかったりする。
ただ、軍需産業はその性質上、多くてもその国のGDPの3%程度の市場しかなく
顧客も異常なほどに限られている為、産業としての規模は非常に小さい。
つまるところ軍需産業が強力な力を発揮できるのは、
冷戦期のように国家の強力な後押しがあるのが大前提。

軍事産業にとって都合がいいのは
どう戦うべきかはっきりしている明確な仮想敵国がいて、
適度な緊張状態の中で軍備の開発と増強競争で予算が大盤振る舞いされて、
しかも他に予算を回される心配のある緊急事態に至っていないこと。
具体的にいえば90年以前の冷戦時代のような状態。

まあ多少儲かったり赤字になったりの浮き沈みはあるけど
人類が軍事力を手放さない限り、一定の需要、つまり食い扶持だけは失わない
って点では旨みのある分野だよな(それはそれとして新製品競争に敗れて潰れる企業は出るが)
政治屋と利権で繋がってたりするとなおさらだが

湾岸、イラク戦争では精密誘導爆弾や通常弾頭トマホークがたくさん使われ、このため補充や
後継兵器の製造が行われています。もちろん利益が上がります。

また現在でも紛争地域ではヘリや航空機に対する攻撃が予想されるため、フレアの使用が日常的に行われており、
可視的な炎を発さず、火災を起こしにくいフレアを作っている英のメーカーは大増産体制です。儲かってます。

間接的にも、戦争という脅威があれば、現用兵器では安心できず、増数から始まって、アップグレードや
次期兵器の開発、発注が行われます。これらが一定の間隔以上で行われないと、兵器産業は存続できません。
輸出に大きく依存するロシアやフランスなどだと戦争がなくなったら兵器産業は倒産し、国家財政にすら影響します。


どのように多くの観光客、メキシコの

ただ、議会や審査委員会がうるさいので、昔ほどボロ儲けができず、納期遅れなどがひどいと
違約金を払わさることもあります。儲かるけど昔ほどではない、というところでしょうか。

原油価格高騰とか、試作品製作費用とかは別の話ね。本来それも請求書に上がる金額だから。
最近は米だと軍の要求仕様変更に振り回されるのを嫌って(あるいは先取りを狙って)
自己資金で開発しちゃう部分も多くなっているようですが、それも最終的には儲けを考えてのこと。
事実、自己開発で始めたプレデターは工場増築で儲けまくり。


軍事への支出は非生産的であり道路建設のような公共事業への支出より経済への貢献度は低いというのは事実ですか?

「戦争」への支出が非生産的なのは確かだが「軍事」への支出は似て非なるもの。

基本的にその説は社会インフラが未発達な途上国においては事実だが先進国では必ずしも当てはまらない。
軍事部門への投資で得られた技術が民生部門に転用されたりして産業への貢献は相応にある。
たとえばどの国も航空宇宙産業は軍事産業と表裏一体。

ちなみにケインズの有効需要の原理では公共投資の内容が何であれ雇用が拡大できれば経済効果は同じ。
恐慌対策としてアメリカで行われたニューディール政策はこの原理に基づいていた。
もっとも新自由主義の流行でケインズ批判も高まってきたが。


対テロ戦争、イラク戦争でアメリカの軍需産業の需要は増えてるという意見と減ってると言う意見があるのですが?

上のサイトが正しいですね。
軍需産業といっても兵器メーカーだけでなく民間軍事会社と呼ばれるもの、そして軍と取引のある
エネルギーや食品関連企業まであって厳密な定義は困難なのですが、とりあえず戦争があって軍事費が
増えれば当然「軍需全体」は激増します。
戦争の種類によって売上げが減る企業もありますが。
参考までに「アメリカの軍需経済と軍事政策」で検索してください。
対テロ戦争が始まった2001年からアメリカの軍事費は増え続け、2008年には2倍近くになっています。
人件費や傷病手当などの経費があるので軍事費の増加率と軍需産業全体の売上げの増加率は必ずしも
一致しませんが。


下のサイトの消印所沢という人は「軍需産業といっても民需も請け負っており,戦争になると民需が落ち込むから
会社全体としては儲からない」といってますが?

戦争になると民需が落ち込む?逆です。戦争期間中は乗数効果によって民需も増加するのが一般的です。
これが戦争特需と呼ばれるもの。もちろんかつての日本のように国家が破滅しかねない戦争は論外ですし、
戦争による財政赤字増加が長期的には経済にとってマイナス影響を及ぼす可能性も大ですが。

なお、ミクロ経済とマクロ経済の違いを理解して下さい。
戦争で国家から直接の発注を得ることによる売上げ増を、マクロ経済指標の低下で相殺するなんてコメディーに過ぎませんよ。



消印所沢という人は、売上げ高が増えたというデータには意味が無く、利益を出したデータがなければ「戦争で儲かった」


ことの証明にはならないというようなことを書いてますが。

その人は自分で「軍需産業といっても民需も請け負ってる」と書いてますね。
ボーイングとエアバスが熾烈な受注合戦をやってるように民需部門というのは完全な競争原理が働く領域なので
四半期ベースで業績が激変します。
現代の軍需産業は民需部門が増えてるからこそ売上げ高の増減と利益はイコールになりません。

戦争と軍需産業の因果関係が明白なのは唯一つ。
戦争が起きて軍事費が増額されたら「軍需産業全体」の売上高は増えるということだけです。

(軍事板常見問題スレ:125-130)

上の記述のうち、
「なお、戦争特需というのがあれば戦後必ず反動があるのですが、過去アメリカにおいてその反動は特需によるGDP増加分を
相殺するほどのものではありませんでした。 」
という部分は正確ではないと思います。
過去の戦争特需の評価は別にして、少なくともこのイラク戦争に関してはほぼ全てのエコノミストが
ネガティブな評価をしています。
現在アメリカ経済はサブプライム問題や、投機マネーによるドル安・原油高に苦しんでますが、
アメリカ政府が大規模な財政出動による対策を行えないのはイラク戦費による財政赤字増大が原因です。
もちろんサブプライム問題が深刻化したのは2007年からでありイラク戦争と時期が重なるわけではありませんが、
アメリカ経済のためには米軍は早期にイラクから撤退すべきというのが大半のエコノミストの見解です。

(軍板FAQ掲示板:経済板住人)


軍需産業は、結構特殊な分野で特別な知識等も必要なので、天下りも必要なのではないでしょうか?

諸外国では、軍需産業での天下りとか癒着はどうなんでしょうか?

諸外国の癒着の例というと最近では、米空軍の調達担当の高等文官が空中給油機を売り込んでいた
ボーイングに天下りすることが問題になった事件があります。

ちなみにこの事件の余波は今なお続いているといえる。
欧州のエアバスと米国のボーイングが応札しており、エアバス(システム・インテグレータはノースロップ)が
一旦は勝ったものの、GAO(会計検査院みたいなところ)がやり直しを勧告したりしている。

前半についてはたしかにそういう議論があるが、それ以前に天下りには2種類ある。
理事長を短期間で転々と渡り歩き退職金を貰う行脚のパターンと、老後のために早期退職後働くパターンです。
自衛隊の人が天下りするのは後者の意味合いが大きいように思う。

定年退職後の生活水準の保証を条件に在職中に便宜を図るのが「天下り」の害なので、
禁止したほうが兵器開発にも競争原理が厳しく働き、むしろ良い影響があると思います。


マクダネルダグラスの合併ってやはり軍用機の生産で儲けられなかったから?

それとも民間機が売れなかったから?

ダグラスがマクダネルに吸収されたのはベトナム戦争のせい
ダグラスはDC-9が大ヒット、受注を大量に抱えたが、折りからのベトナム戦争で
アルミ材を始めとする航空機の原材料が高騰
当時の慣行で旅客機は固定価格での受注だったので造れば造るほど赤字になった
マクダネルは軍需中心でコストアップ分は簡単に価格に転嫁できたから業績好調で
小が大を呑む合併になったわけさ

H&KやFNなどの銃器メーカーが他国に銃を売る時は本社が置かれている国の許可を得ないといけないのでしょうか?

あと、銃器メーカーは他国に支店(例:H&K USA)を出す際も自国の許可を得なければいけないのでしょうか?

製造許可と共に輸出許可も取って居ます
H&K USAについて説明すると、米国は銃器の輸入について制限を設けている為
独逸からH&K製品を直接米国に出荷する事は出来無いので、米国に代理店を置き
米国にて部品を組み立てる事で、米国製品として実質的な輸出をする為の措置です、
これは本国は元より当然ながら相手国の許認可が必要なのは言うまでもありませんし
基本的には輸入する国の許認可が無ければ出荷できませんしね、
ちなみに日本の場合はMINIMI等のFN製品はライセンス生産し
MP-5F/9mm機関けん銃等H&K製品は直接輸入しています。

(355:485:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)


MHI汎用特車に入ってMBTの開発に携わりたいのですがどうしたらいいですか?

入隊してすぐに開発部門には携われない。
学歴というか大学の格は不問だが、部隊で初・中級幹部勤務の後にTACに合格は必須
理系卒ならCGSでも可能性あり。

(自衛隊板初質スレ97:ローレディ ◆5xsookHc2o)

つ技官

(自衛隊板初質スレ97:840)



自衛隊で使っている兵器で、設計から(が)日本企業のものというとどんなものがありますか?

企業主導の兵器はない。

(自衛隊板初質スレ101:670)

では自衛隊主導の兵器を。

SSAMとかDADSとか、陸の高射システムは国産が増えてるな。
米さんとのしがらみでHAWKはしばらく捨てられないだろうが、中SAMも配備が始まったし。
師団のDADSや群のTSQ-51も、国産の後継機の試験が始まってるし、
陸自の短~中距離の防空システムは10年後には純国産に変わるだろう。

(自衛隊板初質スレ101:669)

航空機で国産品なら技術研究本部が試作機と呼ばれる1号機2号機を計画して
主契約メーカーが主体で開発・試飛行・引き渡しとなります
防衛省技術研究本部
ttp://www.mod.go.jp/trdi/
ホーム > 各種資料 > 研究開発の仕組み
ここに具体的な開発の流れが出ています
飛行艇のPS-1/US-1の時は新明和が積極的に動いたと開発話の本に有った記憶が

80式空対艦誘導弾は今では陸海空自衛隊が保有する対艦ミサイルの最初のミサイルで
88式地対艦、90式艦対艦、91式空対艦、93式空対艦と発射場所・誘導装置・エンジンと様々な改良を加えています
そこで三菱が主導して設計・セールスをしたのかは不明

(自衛隊板初質スレ101:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)


海上自衛隊の装備を研究開発する仕事をしたいのですが

三菱重工などメーカーに行くのと、技術研究本部に行くのだとどう違いますか?

技本は「あんなの欲しい、こんなの欲しい」ってだだこねる部署
開発したいならメーカーに行け

(自衛隊板初質スレ110:229)


兵器を開発する企業は国防機密の塊みたいなものだと思うのですが国は兵器を開発する企業に対して機密漏洩などの対策を求めたりするのでしょうか?

軍隊とは違って民間企業の技術者に対して人間関係の調査や24時間の監視などを行うのは人権上難しそうですが・・

日本でなくアメリカの例だが、たとえばステルスぐらいのプロジェクトになると受注前から雑用係に
いたるまでCIAの身元調査が入る
本人、親族とも政治的思想的経済的に問題なくても、たとえば女装趣味があったりしたら仕事から
外すように猛烈な圧力が軍からかかってくる
開発作業が始まったら主要人物は24時間監視体制、そうじゃない人でも定期的に調査と監視が行われる

航空機とか量産すると値段下がりますよね?その場合の値段の目安は単純に「開発費÷生産数」に企業の利益を足したものになるんですか?

 多くの場合(日本や米国の予算など)開発費の割りがけは含まれていません。
しかし生産設備への償却等は含まれますし(償却終了後の値下がりに)、
生産ライン稼動の為のコストは(年)生産数により割り掛けになります。
ラーニング(学習効果)カーブにより生産コスト自体も下がる事が期待できます。

学習効果ってなんですか?
あと先行型とか先行量産型と初期型の違いはなんですか?

前段:
 同じ製品を作る場合でも、後になるほど「カイゼン」効果により生産コストが下がる事。
その生産コストを生産年次でグラフにした物 => ラーニング・カーブ 
(まあ絶対そうなるって話でもない事は判ると思う)

後段:
 最近の米軍機の場合で簡単に例示すると

  • 試作機:その機体のコンセプトを実証する機体
  • FSD/SDD機:量産機に準じた機体で開発・実用テストに従事、後に量産規格に改造配備される事が多い。
  • 量産機(低率生産/フルスケール生産):量産機

アメリカの軍需産業って、やたらと兵器を諸外国へ売りまくっているイメージがありますが、今現在、兵器輸出に関してはどのような制限があるのでしょうか?

米国の軍需産業は、国益に敵うかどうかで輸出品目をコントロールしています
小火器や一部の車両等、米国製武器が対峙しないように
あるいは米国に対しての攻撃に使用されないように細心の注意を払って輸出品目に反映させています
このコントロールの失敗例がスティンガーミサイルが拡散してしまった「イラン・コントラ事件」です
これはCIAだかの暴走が原因とされていますが、詳しい事は別スレで。

(310:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

「Su-47はスホイのプライベートベンチャーで開発された」なんてのを読んだのですが、「プライベートベンチャー」ってのは技術者が自腹で(資金調達して)趣味で作ったということですか?

技術者が、会社の方針とは関係なく、会社の許可、資金、資材の提供を受け、
自己技術の研鑚、保持をお題目に金の稼げそうなものをつくる社内部活。

政府や軍の予算が付かず、買ってもらえる保証がない状態で企業が自己資金で開発するものを
プライベートベンチャーといいます。最近だとプレデターUAVの開発なんかが有名。

軍需産業は、儲かればいいと敵対する二つの国の両方に兵器を売ることもしているのですか?

アメリカ製兵器を使用している国は、アメリカ軍の目を通らないとその兵器は手に入らないのですか?

とりあえず、敵対する二つの国に兵器を売る場合もあります。
そこは輸出許可を出す政府の判断次第です。
後、抜け道で、ライセンス生産している海外の会社を通す場合もあります。

米国製兵器の入手は別に米軍が管理している訳ではありません。
「敵の敵は味方」と言うことで米国の友好国から入手する場合もありますし、
先述の様に、米国製兵器をライセンス生産している海外の会社から入手する
場合もあります。

(302:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

新規採用した新兵器の稼動データや戦績、浮上した問題点などは軍から軍需産業に逐一流しているのですか?

一応、その辺については、軍と製造メーカー側との定期的な会合、あるいは、
報告書などで情報をフィードバックします。
メーカーはそれを基に、製品を改修してよりよい製品にして行く訳で。

てか、軍需品だけではなく、民需でも言えることではないか、と。

(302:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

グラマンはF-14を最後になぜ潰れたのですか?

経営が傾いた要因としては、

  • 技術の進歩による航空機の開発費高騰
  • そして巨額を投じて開発した新型機もことごとくトライアルで破れる
  • そもそも冷戦の終結とともに新型機の需要がなくなった

サーブとか三菱以外に戦闘機と自動車両方ともつくってる会社教えて下さい

20世紀初頭~第一次大戦後の頃には戦闘機と自動車を作っている会社は
結構ありました。
イタリアならFiat、フランスのRenaut、Panhard、ミサイルメーカーですが、Matra、
英国のAustin、Morris、Bristol、Armstrong-Siddley、反則気味ですが、ドイツの
Messerschmitt、Heinkel、アルゼンチンのFMAもその昔、Gracielaと言う車を製作
していますし、インドのHindustanも自動車を製造しています。

(105:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

戦闘機はよくいろんな社が競合して軍に採用されますが、採用されなかったら開発にかかった莫大な金額は泡と消えるのでしょうか

相当昔ですが、第二次大戦前のイタリアや英国などでは自社開発の戦闘機というのが
結構ありました。
一応、自国空軍に売り込む為に製作されていますが、不採用に成った場合は、そのまま
自社に留め置いて、エンジンテストベッド、新装備などの実験機として使用するか、自家
用機にするか、はたまた、輸出用に国外に売り込むかの何れかを行なっています。
最終的に箸にも棒にもかからなければ、Scrapですが。

(120:眠い人 ◆gQikaJHtf2)



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