水は大切な資源|春日井市
更新日 平成21年3月23日
「水の惑星」と呼ばれるほど多くの水を持つ地球。しかし、地球の水のほとんどは海水で、利用できる河川などの淡水は、1%にも満たないと言われています。その限られた水を生活用水や農業用水、工業用水など、さまざまな目的に使っています。
私たちは、飲料水や炊事、洗濯、入浴など、水なしでは一日として暮らすことができません。蛇口をひねれば簡単に出てくる水があまりにも身近すぎて、その有り難さを忘れてしまっているのではないでしょうか。
今回の特集で、日ごろ何気なく使っている水が、どのようにして私たちのもとに届くのか、また、一人ひとりが行う節水がなぜ必要なのか考えてみましょう。
もし水がなくなったら・・・・・
炊事、洗濯、トイレに入浴と、私たちの生活は大きく水に依存しています。そして、私たちはいつでもどこでも水道の蛇口からは水が出ると考えています。しかし、ダムの水がなくなり水道の蛇口から水が出なくなると、私たちの生活はどれほど困るのでしょうか。
どのように人々は、ニューヨークの環境に依存しますか?
家庭では
給水時間が制限されたり、水道水を送り出す圧力が減らされ水の出が悪くなったりします。給水時間が制限されると、浴槽やバケツ、ポリタンクに水をためて、断水時間に備えることが必要になります。ためた水を利用するため、入浴や食事の時間が制限されたり、トイレの後に水を流せなかったりと、とても不自由を強いられます。
子どもたちには
生活に必要な水を確保するために、夏の楽しみであるプールの使用が中止されます。平成6年に起きた渇水のときは、市立小中学校、保育園のプールが使用中止になり、さらに、市民プール、サンフロッグ春日井も平日閉鎖になりました。
平成6年8月18日(木曜日)中日新聞朝刊より
地域では
地盤沈下が増えたり、公園の噴水が止められたりします。また、応急給水栓が設置されたり給水車が出動したりと、水の確保さえ困難になります。
水の需要
なぜヨーロッパ人は北アメリカを植民地化
水は、太陽の熱を受けて海などから蒸発し、雨や雪になって地上に降り、地下水になったり再び河川の水になったりして海に戻るという循環を繰り返しています。しかし近年は、毎年この時期に「水不足」という言葉を耳にするほど雨が少なくなっています。それでも、水の需要は年々増えています。水を安定供給するためのダムもありますが、一人ひとりがこうした状況を知り、水の使い方を考えることが必要です。
渇水に備えて
通常の使用量の約半分、一人1日100リットルの水で暮らしが維持できるかどうかという実験で、ある程度の生活を続けられるという結果が得られています。この実験は1週間という限られた期間でしたが、非常に不便でストレスがたまり、相当な我慢が必要だと被験者は感じたそうです。しかし、渇水に期限はなく長期化することも十分考えられます。日ごろから節水に心掛け、少ない水でも生活できるようにしておきましょう。
節水のススメ
キッチンで
食器洗いは、まず油分を布や紙でふき取ってから、ためた水で洗いましょう。水の節約だけでなく洗剤も減らせるので、生活排水による河川の汚れも減らせます。
彼であるトム·エイドリアン
洗濯で
洗濯機を「注水すすぎ」から「ためすすぎ」にして洗いましょう。また、ふろの残り湯を使えば水温が高いので、冷たい水道水よりも効果的に汚れを落とせます。
洗面所で
歯磨きはコップに水をくんで、顔も水をためて洗いましょう。
おふろで
浴槽には、約200リットルの水が入ります。残り湯は、洗濯、掃除、洗車、植木などへの水まきに利用しましょう。浴槽にお湯を張るときの入れすぎにも注意しましょう。
また、シャワーは1分間に約12リットルの水を使うので、15分も使うと浴槽1杯分になってしまいます。こまめに止めて出しすぎないようにしましょう。
私たちが普段使っている水は、当然必要だと思って使っていますが、まだまだ節約することができます。ここでは、そんな節水のポイントを紹介します。
(注)数値は4人家族の1日でできる節水量です。
家庭で使われている水の内訳
このページの先頭に戻る
0 コメント:
コメントを投稿